こんばんは。
突然ですが、今夜は私の大好きな「お漬物」の話を。
京都から北海道へ移住をして十数年がたちましたが、生まれ育った京都は漬物が有名なんですよ。 千枚漬け、しば漬け、すぐき、とかね。 ↓スキ
ヌカ漬け(きゅうり、なす、白菜)も大好物で、実家近くにはいまだに店先に樽をならべて売られている漬物屋さんがあったりします。 ↓おすすめ。
そんな感じでスーパー以外でも「お漬物」にふれる機会も多く、馴染み深いものでもありました。
北海道へ移住をして感じたのは、魚介や野菜など新鮮で美味しいものだらけなんですが、スーパーなどで見かける、「お漬物」のラインナップは少し少ないように感じました。
無いものねだりしててもアレですし、郷に入れば郷に従えと言いますから、取り寄せなんかをしてたわけではないのですが、いつ頃やったかは忘れてしまいましたが、そんな北海道での暮らしをしている中で、出会った北海道の漬物。
そう! 今回の題名にもある、北海道を代表するお漬物「ニシン漬け」です。
キャベツや大根がメインで、それにニシンが入っている。 そして米麹を使って漬けられている「ニシン漬け」は北海道へ移住してから初めて食べました。
最近では年に数回の頻度ではありますが、自分で漬けるほど好物になりました。 今夜はそんな大好きな「ニシン漬け」を作った時の様子を少しまとめてみました。
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伊達の道の駅で、ひと玉60円のキャベツ。 野菜どころに住んでいることを実感。 豊かです。 今回はキャベツひと玉と半分使用。
ザクザク―っと 業務用のドデカボール便利ですー
冷蔵庫で余ってた大根。 もう少し沢山いれたかったけど、、、
ボールに入れてぐわーっと混ぜます。
分量の水と塩と合わせてビニール袋へ モミモミ~
しなっとしたら、このまま冷蔵庫で一晩寝かします。
ちなみに、今回は↓こちらの河村通夫さんのレシピを参照しました。
ジッパー袋でニシン漬け | 通夫の食い道楽 | 河村通夫の桃栗サンデー | STVラジオ
この方、北海道で有名なラジオパーソナリティーなんですが、今wiki見てたらなんと、京都から北海道へ移住されているんですねー
奇しくも私と同じルーツ。 大先輩でしたw →Wiki 河村通夫
昔、ニシン漬けを漬けた時は、勝手なお漬物といえばなイメージから大きな樽いっぱいに漬けました。 それこそキャベツを何玉も使って。
妻と子の3人暮らしだと、そこまで消費できず、日数が経ち漬かりすぎて、グチュグチュシナシナになって、酸っぱくなって、だんだん食べるのがつらくなったんですよね。
その時思ったのは、意外と漬かるのも早いし、材料さえ揃えば手軽に出来るので、酸っぱくなる位でちょうど食べ切れる分だけ、食べたいタイミングで漬ければいいねって。
今回はその時の教訓を生かし、少な目の量のレシピで作ったというわけですー
はい、こちら身欠きニシン。
アメリカやロシア産が多い身欠きニシンなんですが、(なんでやろう????)
こちらはようやく見つけた北海道産! かつてニシン漁が盛んだった道北にある増毛町で加工されたもの。 たまたま空港帰りに立ち寄った24時間スーパーTRAIL@千歳にて、ありがとうございやす!
米のとぎ汁がなかったので、米糠を溶いた水で。
こちらもひと晩つけときますー
米こうじ
ひと晩置いた野菜と混ぜて
戻したニシン。 カッチカチに乾燥してたものがひと晩たってふにゃふにゃに。
こちらもカットして野菜と混ぜます。 合わせて刻んだ生姜も忘れずに。 生姜多めがスキ。
レシピでは身欠きにしん3本と書かれていましたが、何せニシンも好きなもので、袋に入ってた10本くらい全部投入しましたw
これにて仕込みは終了。 あとは重しを乗せて冷蔵庫で、じわじわと発酵するのを待つばかり。
レシピには発酵を待ち5日目くらいから食べられると書いてありましたが、我慢できずに3日目くらいにつまんでみました。
若干、浅漬かりでしたが、これもまたよい。
そして、5日目、しっかりと漬かっており、たいへん美味しくいただきました。
消費していかないと、どんどん漬かって酸っぱくなっていきますが、家族3人(内情はほとんど私が消費)の場合、今回漬けた量はちょうどよかったです。
食べ切るころには、だいぶ漬かりが進行しておりましたが、美味しく食べられるいい感じの状態。
2週間くらいは冷蔵庫にニシン漬けが常備されている状態が続きましたので、夕食時のあともう一品や、お酒のアテにお手軽に一品と、大活躍でした。
さて、なくなったので、また作りましょう。 皆さまも機会があればぜひ挑戦&ご賞味くださいー
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