こんばんわ。 ここ数日、全国的に雪がたくさん降り、珍しい地域の皆さんより雪の便りが聞けて、雪国で日々雪とたわむれている私は嬉しく思いました。
備えがないと障害になりうる雪ですが、楽しい一面もあります。 今夜はそんなお話しです。
チャシバク家の住む洞爺湖町は、北海道のいわゆる道央と呼ばれるエリアで、北海道の中でも雪が多く降るエリアでもあります。
我が家から車で40分のニセコや、20分のルスツには、世界中からスキーヤー、スノーボーダーがパウダースノーを求めて、冬にやってきます。
そういったリフトやゴンドラが何十本もかかり、何十コースもある大型スキー場以外に、北海道にはいわゆる「おらが町」の地域に根差した小さなローカルスキー場も沢山あります。
今日は、そんな洞爺湖町のお隣壮瞥町にある、「オロフレスキー場」へ初めて行ってみました。
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チャシバク家の住む、北海道・洞爺湖町のすぐお隣にある「壮瞥町 そうべつちょう」
我々の住む洞爺湖町の洞爺町から車で約20分、ちょうど洞爺湖を挟んで逆側に位置しています。
温泉ホテルが立ち並ぶ有名な洞爺湖温泉や、洞爺湖に浮かぶ中島も洞爺湖町と壮瞥町で折半しています。
壮瞥町(そうべつちょう)
https://www.town.sobetsu.lg.jp/
壮瞥町観光情報サイト
「オロフレスキー場」とは壮瞥町から温泉で有名な登別市に抜ける道道2号線、オロフレ峠の途中にあるスキー場です。
壮瞥町の町中より少し奥まった所にあり、チャシバク家のある洞爺湖町洞爺町から車で約35分の距離になります。
オロフレスキー場
ペアリフトが1本、4コースの小さなスキー場です。
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オロフレスキー場へ向かう道中、オロフレ峠が通行止めという表示が出ており初めて向かう私はドキドキ。
通行止め地点より手前にあるスキー場はふつうに営業しており、ほっと一安心。
4時間券@2,160円を購入。 ニセコやルスツなど大型スキー場はリフト券がだいたい4千円~5千円するので、約半額です。
リフト乗り場横に見えるAコース。 昨晩つもった雪に1本ラインが入っており、状態は良さそうです。
ワクワクしながら、いざリフトに乗り込みます。
余談ですが、オロフレはアイヌ語の「オロフレペツ」(水中赤き川、その中が・赤い・川)が由来との事。 リフトの支柱が赤いカラーリングなのはその為なのか、、、?
リフトはゆっくりとですが、快調に山を登っていきます。
案内看板によるとリフトは391m、3分30秒と書かれていました。
計算すると秒速約1.8m (ルスツのスキー場で一番早いリフトが秒速5mですので、大分のんびりです)
でも、そんなに大きな山ではないので、長く感じることもなくすぐに山頂に到着。
さて、先ほど下から見上げていたAコース(上級)
うひょー ほぼノートラック。 あっという間の600m。 極上のパウダーいただきました!
コース途中に飛びポイントもあり、新雪が降り積もった今日はベストコンディションでした。 4時間の間に何本もオカワリしました。
4コースしかない小さいスキー場ですが、コース脇に壁があったり、落ち込みがあったりと、遊べる地形が多く面白いスキー場です。
↓こちらは山頂からのDコース(初・中級)
道央の中でも壮瞥町は雪の少ないエリアなので、まだコース外は笹が見えていました。
↓Dコースから左手に落ち込み、ボール状になっているCコース(初・中級)
山頂からのDコースと合わせて、しっかりと圧雪がかかっており、幅広で気持ちの良いピステンバーンをゆったりとカービング切って滑れます。
↓ローカル小学生のスキー授業の為、一番荒れていたDコース最後のゆるいストレート。
↓私以外滑っている様子のない山頂からのBコース(中・上級)
ここは山頂から200mと短めの、C・Dコースの上部に出てくる終わるコースでした。
雪不足の為か、マップにのっていたボードパーク、ハーフパイプは造成されておらず。
ただ地形的にここであろうという所は楽しく滑らせてもらいました。
平日ということもあり、地元の小学生は沢山スキー授業できていましたが、一般人と思われるのは私を含めて4~5組のみ。
故にリフト待ちなんて皆無。
リフト係のお兄さんに、2回目の乗車時に「次からリフト券見せなくていいですよ」と笑えるありがたいお言葉をいただく素晴らしきロコスキー場。
普段行く大型スキー場はリフトにフードがついていたり、ゴンドラがあることが多いのですが、こちらは普通のペアリフト。
本日マイナス10度と非常に冷え込んでいた為、暖をとる為に何度か休憩をすることに。
立派な建物の中は、とってもきれいでした。
食堂もあります。
ローカル色の強いおもしろいものがあれば食べてみようと思っていましたが、ラーメン、うどん、そば、カレーを中心とした、よくあるゲレ食のラインナップの為スルー。
(あっでもカルボナーラは攻めてるか、、、)
逆に物販コーナーは
ポテチにまぎれて、豆とリンゴ!笑 攻めてます!
壮瞥町、果樹園が有名です。 このローカル感、ほっこりしました。
そして、何度か暖をとる為に休憩していたのですが、お昼時にスキー授業の小学生軍団と時間がかぶり
数あるテーブルのほとんどが、めんこい小学生に占領され、一番はしのテーブルのみ我々に解放されていました笑
今回は利用しませんでしたが、スキー場アフターで鉄板といえば温泉。 冷えた身体を暖めることが出来る壮瞥町内の温泉を割引料金で利用も出来るようです。
地域ぐるみの、こういう取り組みはとってもよいですね。
前述した通り、地形が面白く、遊べる箇所が多いので、小さなスキー場で4コースのみですが、4時間みっちりと楽しむことが出来ました。
平日ということもあり、一般人がわずかでパウダー争奪戦が皆無ということもあり、お昼すぎまでパウダーを楽しむことができ、パウパウ好きとしてはノーストレス。
こういった地域に根ざしたスキー場が身近なところに沢山あるのは、私の地元関西では考えられず、雪国北海道の誇れるところだと思います。
何度も滑り勝手知ったるホームゲレンデも、もちろんよいですが、こういった初めて滑るスキー場もドキドキワクワクしてよいですね。
まだ見ぬローカルスキー場めぐり、、、ハマりそうです。。。
そんな素晴らしきローカルスキー場へ、今度は息子のスキー練習を兼ねて、再訪したいと思います。
皆様もぜひ機会があれば、「オロフレスキー場」で滑ってみてはいかがでしょうか!?
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