皆様こんばんは。 すっかりと秋も深まり肌寒く冬へと向かっている洞爺湖です。
今回は、先日近所の友人といった「カヌーで中島一周ツーリング」の様子をご覧頂こうと思い記事にしました。
非常に充実した1日となった様子、どうぞご覧ください。
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朝6:30 普段より早起き。 カヌーの朝は不思議と寝起きがよい。
さくっと着替えを済まし、もう一つの大事な準備に取り掛かる。
自家焙煎の深煎り珈琲を、羊蹄山の湧き水でハンドドリップ!
これ重要ミッション。 中島に着いたら朝ご飯と一緒に飲むために。
カヌー、パドル、ライフジャケット、そしてコーヒー。 準備万端。 集合場所、目の前の湖畔へ。
実に神々しい。 朝日が昇り切るまでの時間帯ほんとにおすすめです。
美しき湖畔で友人と落ち合い、いざ出艇~
気持ちのよい青空の下、力強くパドルを漕ぎ進めます。
目指すは、4つの島からなる中島、そのうちのひとつ「大島」へ
そして・・・
そして・・・
フライングミカン!
中島に着いてからの楽しみコーヒーの前に、湖上で食すミカンうまし!
そんなこんだで、揺らめき、照らされる、美しき湖を漕ぎ進みます。
漕いで、漕いで、漕いで、写真撮影も挟みつつ、約50分で到着。
いつも遠目で見ている「大島」も、間近ですと紅葉した木々もばっちり見えます。
上陸~ お疲れさま~ 振り返ると奥に「羊蹄山」も見えます。 少し雪がかかり、こちらも美しいです。
と、ここまでは以前にも来た事があり想定内。
ここからぐるっと一周、大島の周りを進むのは未経験な為に、どんな景色が見れるかウキウキです。
大島の散策を少しし、朝ごはんとコーヒーを頂く(良い写真残っておらず、、、)
そして未開の中島一周カヌーツーリングのスタート!
う~ん。 紅葉が綺麗すぎます。
しばらく進むと、遠くで見守っている羊蹄山も、大島で隠れて見えなくなります。
ぐるっと3分の1ほど回ったところに、湾があり、上陸できそうな砂浜が
ここで2回目の上陸です。
何度も言います。 紅葉が素晴らしく綺麗です。
こちらの上陸ポイントでも少し散策をした後、また漕ぎ進めます。
すると、予想はしていましたが、かなり漕いで来たんやなぁと、彼らと感動のご対面です。
そう。いつもチャシバク家より洞爺湖をはさんで対岸にそびえ立つ彼らです。
出たー! 「昭和新山」と「有珠山」~!!!!!
いつも遠目にながめるご両頭。 素晴らしき存在感。
そして、右手に中島、湖越しのアングルは、なかなかレアです。
となると、その先に見えるのは・・・
左手に「昭和新山」「有珠山」を見ながら漕ぎ進めると
洞爺湖の温泉街のビル群と、かわいい丸い「饅頭島」が見えてきました。
4島からなる中島のひとつ。 かわいいフォルム、まんじゅう島という何とも気の抜けるネーミングのこの島ですが、、、
別名「ヘビ島」
なんでもマムシが多くいるので、立ち入ってはならないという言い伝えがあるそう。
命がけでの検証が必要です。
そして続いて見えてきたのは・・・
饅頭島を横目に、見えてきたのは4島からなる中島のうちの2つ。
「観音島」と「弁天島」です。
正面の丘の上には「ウィンザーホテル」も見えてきました。
そして写真に小さく映る白いやつ。 洞爺湖温泉からピストン運行している観光船です。
中島のうち一番大きい「大島」へは洞爺湖温泉から定期便が出ており、カヌーがなくとも上陸が可能です。
では、その観光船。なにが「恐怖」だったかと言いますと・・・
大きい船が通過すると、それにより起きる波がすごいんです。
船の汽笛が遠くに聞こえ、必死に漕ぐ二人。
波が来る前にと目の前の「観音島」へ避難を急ぎます。
本日一番の漕ぎっぷり、全速力。 ぎりぎりの所で上陸をし、観光船の通過をやり過ごしました。
この後、停泊した我々のカヌーが観光船によって起こされた波によって数メートル持っていかれます。
湖上でくらっていたら沈没していたところです。。。
大波をやり過ごし、さらに漕ぎ進めると、変わった形の岩がありました。
岩がおそらく湖水で削られて作られたものと思います。
きれいにきのこ型に。
きのこ岩にさよならした所で、数時間前にお別れした「羊蹄山」と再会します。
羊蹄山に向かって直線に漕ぐと、私達の住むムラがあります。
最後にして、一番長い距離を漕ぐことになり、身体的にもキツい時間です。
漕いでも漕いでも近づかず、無我の境地、悟りを開けそうになれます。
目指していた羊蹄山が隠れたころ、ようやく街並みがハッキリとわかるように。
ここまで来ればあと少し。最後の力をふりしぼります。
お疲れさまでした~ 無事に出発地点へ帰ってきました!!!
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上陸休憩や写真撮影タイムも含めて約5.5時間かかりました。
そのカヌートリップの軌跡はこちら。
7:20 スタート
【漕ぎ始めポイント】
→ 50分 →
【立ち寄りポイント1 ・ 散策40分】
→ 1時間 →
【立ち寄りポイント2 ・ 散策20分】
→ 1時間10分 →
【立ち寄りポイント3 ・ 散策10分】
→ 1時間30分 →
【帰還】
13:00 フィニッシュ!
上陸しての休憩や散策が多いのと、どうしても写真を撮りながらいくとタイムロスになるので、普通に漕ぎ続けるよりかは時間がかかっています。
ですが、ゆっくりと半日かけてのカヌーツーリング最高でした。
最後にこんな様子を見て、洞爺湖でのカヌーに興味を持たれた方、いきなり所有してのカヌーデビューは敷居が高いと思います。
ということで、チャシバクの近くでもカヌー体験を行われているところがいくつかありますので、ご紹介です。
これからの冬シーズンは営業されないところもあるかもしれませんので、詳しくは直接お問い合わせください。
私の場合、今回のカヌートリップに使ったフジタカヌーのフォルトボートはヤフオクで落札しました。
古い木製フレームのカヌーなんですが、全然現役で使えます。
こまめに「フジタカヌー」と検索すれば、ちょくちょく出てきています。
購入に至るまでの話や亀岩に行った話なんかを以前の記事で取り上げています。 ご興味ある方はぜひ合わせてご覧ください。
というわけで、長くなりましたが、「洞爺湖 中島一周カヌーツーリング」いかがでしたでしょうか?
今回は秋も深くなり少し肌寒くなった時期での実施でしたが、それ故の素晴らしい紅葉を拝むことが出来ました。
四季によって様々な顔を見せてくれる洞爺湖。 自然と共に遊ぶカヌー。 本当に楽しいです。
もう間もなく雪が降り冬が来ます。 秋カヌーへ皆様お急ぎ下さい~~!!!
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