北海道・洞爺湖町への移住 ~如何にして安住の地へ辿り着いたか~

投稿日: カテゴリー: 移住

みなさんこんばんわ。今夜はタイトルの通り、移住について。

 

 

2013年に北海道・洞爺湖町へ移り住み、もう少しで4年がたちます。

 

 

北海道への移住、洞爺湖への移住、田舎暮らしに興味ある方の参考になればと思い、私達が如何にして洞爺へ移り住んだのかシェアしたいと思います。

 

 

洞爺湖

 



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北海道へ移住したきっかけは?

 

私が地元京都から北海道へなぜ移り住んだかというと、北海道の会社に就職した為です。2004年のことでした。

 

 

その会社のもつリゾートホテル(シティーではなくリゾート=もちろん田舎にあります)へ配属となり会社の寮に入ることとなります。

 

 

この時点で北海道への移住、田舎暮らし、さらに田舎での職探しという本州からの移住検討者に立ちはだかるハードル3つを運よくクリアします。

 

 

本州からの移住検討中の方からはブーイングが起こりそうですが、入り口はこんなだったんです。

 

北海道へ移住後どこで暮らしていたか?

 

そこから十年程は会社を辞めるという選択肢はありませんでしたので、会社の近隣(留寿都村、喜茂別町、京極町)で暮らしていました。

 

 

アパートを借りたり、社宅に住んだりと、北海道内の局所的エリア(いわゆる羊蹄山麓エリア)を転々と。

 

 

そんな中で、結婚をし子供を授かったのですが、ちょうど子供が生まれた2011年頃から一軒家に住みたいねと物件を探すようになりました。

 

 

また2011年には東日本大震災も起きました。 いつ何が起きるかわからない世の中、いつ死んでもいいように好きな場所で暮らしたいなぁとも思うように。

 

 

 



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洞爺湖へ移住を決めたきっかけは?

 

北海道へ移り住んだのち、しばらくし夏場の趣味としてキャンプにハマることとなりました。

 

 

子供が生まれるまでは道北や道東へ旅行とキャンプを組み合わせ遠出していましたが、生まれてからは近場でキャンプをするようになりました。

 

 

ちょうど当時住んでいた留寿都村から約15~20分のところが、現在住んでいる洞爺湖町(旧洞爺村エリア)でした。

 

 

 

洞爺湖は、湖畔にキャンプ場がたくさんありますので、仕事が休みの度にキャンプをしに通っていました。

 

 

よく町へ買い出しに行くとき、どこかご飯を食べに行くときに、洞爺湖温泉や、その先の伊達市などにはよく行っていたのですが、

 

 

現在住んでいる旧洞爺村のエリアは国道230号線から、道道を降りないといけない為、キャンプをするまでは、実は踏み入れたことのない未踏の土地でもありました。

 

 

そんな洞爺湖に通う中でコンパクトにまとまった湖畔沿いのエリアに魅力を感じていき、湖を眺めながら暮らせたら楽しいやろうなぁと思うようになっていきました。

 

 

洞爺湖 キャンプ キャンプ場 小公園中央公園

 

洞爺湖 キャンプ キャンプ場 曙公園

 

 

 

洞爺湖に住む!それは断固たる決意に

 

一軒家を探し始めたころは、ニセコ町、倶知安町、真狩村など、スノーボーダー夫婦的に雪山・スキー場に近いエリアも候補にあげて探していました。

 

 

しかしスキーリゾートが有名なエリア故に、災害レベルで雪が何メーターも積もる、一軒家に住むのはないな、、、

 

 

と思い、徐々に候補から外れていきました。

 

 

逆に冬の洞爺もチェックしていると圧倒的に羊蹄山麓エリアより雪が少ないんですね。

 

 

地形のせいか、標高のせいか、地熱のせいなのか、羊蹄山麓エリアと20~40分程しか離れていないのに、雪が少ないんです。

 

 

なにより洞爺湖の景色に惚れ込んでいましたので、洞爺湖町(旧洞爺村エリア)一択で物件探しを進めていきました。

 

 

 

 

 

物件探しについて

 

主に現地を車や徒歩で巡回し不動産の看板や怪しい一軒家を探したり、不動産屋サイトのチェックを中心に探していました。

 

 

サイトチェックは妻が行ってくれており、漠然と洞爺に、一軒家に住みたいなぁ~と思っていた私と対照的に

 

 

定期的にサイトを巡回し、あたりをつけて物件視察の予約をしたりしてくれていました。

 

 

何度か物件を視察をしたのですが、NGだったのは、湖が見えない物件はいずれもピンと来ず。

 

 

休み毎に湖を見にキャンプをしに来ていたくらいですので、そこはどうしても譲れずでした。

 

 

逆に高台にあり湖が見える絶景の別荘地に建つ一軒家もありました。ただそこは綺麗な一軒家でしたが、車で砂利道を駆け上がる崖の上に建っていたため、

 

 

これはいざという時に売りにくそうと考えたのと、子供が大きくなった時の通学などのことを考えて土俵に乗らずでした。

 

そして購入へ、念願の洞爺湖町民へ

 

その後も視察に行けども行けどもピンとくる物件にはめぐり会わず。

 

 

もともと売り物件も少ないエリアでそもそもの対象がたまにしか出てこないこともあり、今すぐにでもその地に住みたいと思っているところでヤキモキ。

 

 

一軒家探しを始めてからしばらく経った頃、今住んでいるの湖畔沿いの物件情報が不動産屋サイトにアップをされました。

 

 

妻が諦めずに日々チェックをし続けていたからこその発見で大喜び。大興奮。

 

 

さっそく不動産屋へ連絡し現地視察。

 

 

湖の目の前やーん! どーするー? いくでしょー! 高くなーい? いくでしょー! 古くなーい? いくでしょー!

 

 

と、こんなやり取りがあったか、なかったか(笑)

 

 

その後、不動産屋を交えての細かい打ち合わせを経て、なんとか購入するに至りめでたく洞爺湖町民となることが出来ました。

 

 

 

 

 

購入に至った決め手とは?

 

昭和52年に建てられた古い一軒家で、部屋によってはかなり傷んでいましたが、購入の決め手としては、まずは何といっても湖が見える、というか目の前。

 

 

そしてそもそも少ない湖畔沿いの物件で、これを逃したらもう出てこないという気持ちがあったこと。

 

 

古いとはいってもよくある建物の基礎から大改装が必要な古民家ではなく、素人でもなんとか直しながら住めそうやなってレベルの古さだった事。

 

 

そして子供が大きくなった時に徒歩圏内に小学校、中学校がある事(高校は先日廃校になってしまいましたが)

 

 

大きなスーパーはありませんが、コンビニ、水の駅(野菜直売)、パン屋、豆腐屋、郵便局、銀行とこちらも徒歩圏内にまとまっていること。

 

 

そして湖畔沿いの物件ということでいざという時は売れるやろうという事。

 

 

移住当初は突貫で台所と水回りのみペンキ塗りや床にシートを張り、比較的きれいだった畳のリビングにテントはって寝ていました笑

 

 

そこから徐々に改装をしていき、いまでは住居の一角でドーナツ屋を開き、快適に暮らしています。

 

 

振り返るとその過程は大変でしたが、自宅に愛着がわきますし、毎日美しい湖を見れる暮らしは大きな決断をしてよかったなと心から思えます。

 

 

洞爺湖

 

 

移住を検討されている方は、様々なハードルを越えていく必要がありますが、洞爺湖はそれらを吹き飛ばす魅力があります。

 

 

幾多の幸運が重なりこの地に移り住めた私の参考にならない記事かもしれませんが、なにかのきっかけになれば幸いです。

 

 

次のブログでは、「北海道・洞爺湖への移住~住居探しについて~」もう少し掘り下げたいと思います。



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